今回のコラボ曲、今後リリース予定です♪
お楽しみに!
【Photos by AKIFUMI SOEDA】
KAO=S がプロデュースする和風混沌エンターテイメントショー『TOKYO 和 CHAOS 2023』に詩吟ユニットxièで出演しました!
昨年は、客席から観ていましたが、今年はステージに立つ事に。。
このイベントには、伝統的な雰囲気があるけど、古き良きモノというより『新しい和』のエンターテイメントという印象を持っていました。
自身の音楽家としてのテーマ『東洋と西洋の融合、伝統とテクノロジーの融合』に、このイベントはピッタリです!恵聖(詩吟)とHagiの参加で、この『新しい和』がさらにブラッシュアップできれば、、という想いがありました。
それぞれの持ち曲を参加したミュージシャンで演奏したり、このイベントならではの特別バージョンとしても楽しめました。詩吟ユニットxièとしては、「黒田節 〜詩吟・名槍日本号〜」を演奏し、パフォーマーの方々とコラボさせて頂きました。
出演者リスト
- ジャパニーズアートロックデュオ
KAO=S - ソードパフォーマンスチーム
偉伝或~IDEAL~ - 俳優
慈五郎 - ダンス・パフォーマンス
五十嵐愛 - ダンス・パフォーマンス
暁矢薫 - 和太鼓師
広純 - 津軽三味線
神井大治 - 篠笛
IZUMI - ドラム
菊嶋亮一 - ベース
神田智 - 詩吟ユニット
xiè
SF映画のような殺陣シーン?
出演オファーと同時にコラボ曲制作の提案も、ありました。
1982年のSF映画「ブレードランナー」をモチーフに近未来感のあるサウンドでステージを盛り上げる!これは、KAO=Sのリーダー山切氏のアイデアです。
近未来的なサウンドと殺陣、そして詩吟と邦楽器。ナイスなミスマッチ♪面白かったです。これだな!って思いました。『新しい和』のエンタメです!こういう斬新な組み合わせで新しいモノを表現できるのが【TOKYO 和 CHAOS】
コラボ曲の制作では、ギターや三味線などの生演奏が加わる事を想定してあまり創り込みすぎないよう気をつけました。なるべくベーシックトラックに対して自由に演奏してもらう方が、演奏者も楽しめると思ったからです。見応えのある殺陣パフォーマンスのシーンになると思ったので、サウンドが語り過ぎてもいけません。でも、自分らしさも大切。
イントロは、Hagiサウンド
Hagiサウンドの雰囲気は、イントロ部分で出しました。
(イントロ制作時の自分の勝手なイメージ)
・戦う者が、鼓動が聞こえるほどの緊張感を持ちながらステージに登場
・相手をどのように斬るか?剣を振る前の睨み合う緊張感
・睨み合いがエスカレートし、心境は歪んでいく
・次第に揺れ動くメンタル
・お互いの思いが弾け斬り合いのバトルへ
このようなシーンを勝手に想像してイントロを創りました。
最初のディレイが深く効かった重低音で『鼓動が聞こえるほどの緊張感』を表現、
会場のウーファー(重低音がなるスピーカー)では、かなり低音域が響きます。
『睨み合う緊張感』を不安定なSEで表現し、ノイズのようなリズムでは『歪んでいく心境』をイメージしました。
不協和音的な箏の音色で『次第に揺れ動くメンタル』をイメージしました。
そして、メインテーマでバトルに!このようなイメージで制作を進めました。
「ブレードランナー」は、1982年のSF映画です。当時は、近未来的なサウンドだったかもしれませんが、今聴くと少し古く感じます。当時のサウンドの雰囲気を元にしながら、少し現代的な要素も入れたいと思いました。でも、山切氏のイメージも壊せない。
シンセベースは、2トラック
「ブレードランナー」のテーマで1番のキモになっている音はシンセベースだと思います。このシンセベースをなくしてしまうと、元のイメージが崩れてしまいます。
でも、そのままだと面白くない!
メインのシンセベースで元の曲の雰囲気を出しました。
サブで鳴るシンセベースで、少し現代的な雰囲気を取り入れました。
メインとサブのシンセベースが重なると、このように聞こえます。
このように制作を進め完成したイントロ部分。
(仮ボイスの部分を恵聖が、詩吟の節で歌いました)
このシーンを映像で見るのが楽しみです!
【All Photos by AKIFUMI SOEDA】
- 開催日
2023年10月17日(火) - 時間
開場 18:30 開演 19:30~ - 会場
SHIBUYA PLEASURE PLEASURE