詩吟とは

詩吟とは?日本独自の伝統芸能 母音の芸術

中国から漢字が伝わってきた時代に和歌や漢詩に節をつけて自由に歌っていたのが、詩吟の始まりと言われています。

最も盛んであったのは幕末の頃です。「武士階級の歌」として武士の間で盛んに吟じられました。当時の世情や自分の運命などについて大声を張りあげて憤慨し、嘆き悲しんでいたのが現代詩吟のルーツです。

詩吟(しぎん)は、和歌や漢詩などを独特の節回しで吟ずる(歌う)芸能。吟詠(ぎんえい)、吟道(ぎんどう)とも。

https://ja.wikipedia.org/wiki/詩吟

現在では、漢詩や和歌・俳句などを陰音階(ミファラシド)の節で歌うものが詩吟とされています。語尾の⺟⾳を⻑く引き、⼤きく揺すったり⼩節(こぶし)を⼊れたりする独特の節回し(節調)が特徴です。そのため、詩吟は「⺟⾳の芸術」とも⾔われています。

もともとは無伴奏で吟じられていました。ですが、戦後、琴・尺八伴奏が一般的になりました。最近は、オーケストラ伴奏で吟じる人が増えています。オリジナリティ溢れる詩吟を聞く事もできるようになりました。素読から始まった詩吟ですが、⾳楽性が重視されるようになり、⽇本独⾃の伝統芸能として改めて評価が⾼まってきています。

また、三橋美智也さんの「武田節」に代表されるように歌謡曲や演歌の中に詩吟を挟む吟詠歌謡もあります。

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